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好文木(校長ブログ)
2019.03.20
平成30年度3学期終業式講話

 みなさん、おはようございます。ついに新校舎A3(エーキューブ)の鉄骨が立ち上がりました。3層のアリーナは1階、2階が通常の体育館、3階が武道場となり、入学式、卒業式などは1階で収納式のステージを出して行われます。3階建ての芸術棟は2階、3階はデザイン美術イラストコースとマンガアニメーションコースの専門授業教室となり、1階は生徒作品の展示場として、また様々なイベントスペースとして使う予定です。9月末に完成し、備品等納入を済ませ、10月中旬から使用できる予定ですので、楽しみにしていてください。
 さて、去る3月1日、アルカイックホールで挙行された卒業式において3年生290名が好文学園を巣立っていきました。高校3年間には、程度の差こそあれ、それぞれ楽しいこと、嬉しいこともあれば苦しいこと、つらいこともあったと思います。
 在学中に何度か悩みの相談や不満を言いに校長室に来ていた生徒たちが、口々に「お世話になりました。有難うございました」といって笑顔で卒業していく姿を見て、「本当に良かったな」と嬉しく思いました。
 在学中はどうしても目の前の嫌な出来事にのみ焦点を当てがちになりますが、実はそこから学ぶことが多く、あとで振り返った時、良い勉強になったとわかるものです。そして、卒業証書を手にした時、苦労が多かった生徒ほど、その重みを実感することができるのだと思います。そして、卒業証書は「過ぎてしまえばみな美しい思い出」に変えてしまうほど有難いものなのだと思います。
 卒業生の多くが、「できるならもう一度、好文学園に戻りたい」と言ってくれます。時には反発したこともあったでしょうが、多くの先生にお世話になったことを懐かしく思うそうです。それだけ、社会の風は厳しいのです。
 去年ある卒業生から、「校長先生、好文の先生たちは本当に親身になって指導してくれましたが、自分も含めてそれが逆に卒業後、社会の厳しさにたじろぐ結果になっているんじゃないかと思います。あまり生徒を甘やかしすぎてはいけませんよ」と、忠告されました。
 確かにそういう側面もあるでしょうが、様々な理由を抱えた状況の中で挫けそうになっている生徒を前にすると、出来るだけチャンスを与えたいと思います。それに見違えるほどしっかりと人生を歩いている卒業生も多く、まあこれでいいのかなと思っています。
 ですから、みなさんも大学や企業は好文とは違うと覚悟して今のうちからしっかりと学校生活を送ってください。
 4月から新2年生、3年生になるみなさんが、1年後、2年後、それぞれの進路を確定し笑顔で卒業できることを心から願っています。
 明日から春休みです。けがや病気に注意して暫し英気を養ってください。新学期また皆さんに会えることを楽しみにして、私の終業式の挨拶といたします。

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