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好文木(校長ブログ)
2021.03.03
式辞あれこれ

 今日は少し寒いひな祭りです。今年も、同窓生の方がご寄贈下さったお雛様を同窓会の皆様が玄関に飾ってくださっています。
 先週土曜日、第72回卒業証書授与式が無事終了しました。昨年に続き、コロナ禍により、簡素化した式としましたが、保護者からは厳粛で良かったと評判は上々でした。
 式辞はワードで原稿を作っています。その時々の社会の出来事に触れたり、関心を持った書物からの引用を入れたりします。今年はイスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の『ホモ・デウス』に言及しました。上下で約600頁の大作ゆえ、どの部分に焦点を当てるか何度も推敲をし、今年も当日の朝までやり直しました。
 式辞はできるだけ短くかつ内容あるものにしたいと考え、10分以内に納めるのを目途にしています。全部、覚えきってすらすらと話せればよいのですが、なかなかそれは出来ません。そこで、要旨を箇条書きにして、それを見ながら話すという手法もありますが、これでは適切な言葉の選択や文章運びに手間取り、「えー」とか「あー」とか前置き語が多くなり、聴きづらくなるとともに、時間が長くなってしまいます。そこで、全文を書いた原稿を見ながら話すことにしています。
 ところが、一枚の紙にぎっしり書くと、目を上げたり下げたりしている内に、次の段落がどこかが分からなくなったり、複数の文章が目に入り、次に話すことに迷ったりすることがあります。また、どうしても文章を読もうとしてしまいます。そこで、今年は、段落をできるだけ短くし、一枚の紙に一段落分の文章のみとしました。紙数は増えましたが、原稿にさっと目を落とし一瞥するだけで、内容が頭に入り、下を向いている時間が短くなり、より長く生徒の方を見ながら話が出来ました。ただ、紙をめくる時、引っ付き時間がかかり、少し間が空きすぎたところもありました。次回はこの点の改善を考えようと思っています。

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