保護者会・社会見学に参加

観測史上最も遅い夏日になった昨日、保護者会の社会見学に参加し、奈良に参りました。名物の柿の葉寿司造りを体験した後、ホテルでのバイキングを挟み、奈良監獄ミュージアムを訪問しました。奈良監獄は1908年(明治41年)に日本の行政制度近代化を目指して建設され、戦後は少年刑務所として閉庁される2017年まで使われていました。現在は星野リゾートによりホテル及びミュージアムとして新たな出発をしています。今回はそのミュージアムを訪ねました。
赤レンガ造りの美しい西洋建築は監獄というイメージとはかけ離れていましたが、内部に入ると狭い独房が2フロアに渡り並び、石造りの浴室遺構も見ることができます。確かにここが監獄であったことがわかります。収容された人々の思いや後悔の念が感じられる展示も沢山あり、美しい建築との落差を感じました。重要文化財を使うことによって残していくことは意味があります。ミュージアムはともかく、つい10年ほど前まで刑務所だった建物をホテルにするという発想は斬新です。当時収容されていた人々の境遇に思いを致す時、自由の身の有難さを感じることができるでしょう。
ミュージアム訪問前の昼食時には3年生の保護者の方々と同じテーブルになりました。スカートの丈など校則の話になり、娘は「校長先生はそれでいいというのに、ダメだという先生がいる」という話が数人の保護者から出ましたが、それを問題視する風はなく、「子供たちはどこまでならOKかを試しているのじゃないか」と余裕をもって見ておられる感じでした。私のセンスを重んじる考え方を理解して下さっているとともに、指導の難しさにも理解を頂いていると感じました。

