12月14日(金) 第11回地歴探索塾を開催しました。
地歴探索塾とは本校地歴公民科教員の企画で、フィールドワークを通じて生徒の地理や歴史に関する興味や造詣を深めることを目的とした取り組みです。年2回の実施を原則としていますが、回を重ねて今回で11回目の実施となりました。
今回のテーマは「神戸 ~異文化に触れ合う~」。9人の生徒が参加しました。
訪問地は次の通りです。
[生田神社]
はじめに神道の文化を学ぶことを目的に「生田神社」を訪れました。
境内の参拝だけでなく、源平合戦の戦場にもなった『生田の森』や、4月上旬に行われる『曲水の宴』の舞台なども見学しました。水に浸けることで文字が現れるおみくじを引く生徒もいました。
[神戸ムスリムモスク]
つづいてイスラム教の文化を学ぶことを目的に「神戸ムスリムモスク」を訪れました。
内部の写真を撮ることは禁止されていましたが、見学時にたくさんの説明をしていただき、多くのことを学べました。モスクの前にはハラル※のお店もあり、より深く学ぶことができました。
※イスラムの教えで「(口にすることが)許されている」ことを示す。
[北野工房のまち]
つぎに神戸のものづくりを学ぶため「北野工房のまち」を訪れました。
ここでは全員、アロマキャンドルづくりに挑戦しました。
各自で思い思いの作品を作り、楽しい時間を過ごすことができました。
[神戸カトリック教会]
つづいてキリスト教の文化を学ぶために「神戸カトリック教会」を訪れました。
静かで荘厳な建物に一同圧倒されていました。
その場で簡単な講義も行ったことでキリスト教についてより一層の理解が深まりました。
[北野異人館]
最後に北野異人館とその周辺を訪れました。
見慣れた日本の街並みとは一風違った景色・建物を訪れ、異国の情緒を感じ取ることができました。
トーマス邸は高校生は無料で見学することができ、非常に貴重な経験をすることができました。
約5時間のフィールドワークでしたが、時間の進みをとても早く感じる学習でした。
地歴公民科では今後も地歴探索塾を発展させ「学び」を充実させていきます!