好文木(校長ブログ)
2025.10.22
衣替え

 昨晩からぐっと気温が下がり肌寒い朝を迎えました。今日は最高気温が20度に届かない予報です。これでようやく例年並みの気温です。生徒たちはカーディガンやジャケットを着て登校してきました。私も今日から衣替え、冬物のスーツにネクタイを着用しました。生徒は毎朝玄関であいさつに立っている私の姿を見るので、何を着ているかわかります。「今日は紺ですね」とか「秋っぽいベージュですね」などと声をかけて行く生徒もいます。私の服装は「そろそろ衣替えだよ」とのサインにもなるでしょう。
 衣替えは平安時代に中国の風習を取り入れた宮中行事が由来とされています。夏冬の二回から江戸時代には春夏秋冬の四回になったそうです。ちなみに春は4月1日、夏は6月1日、秋は9月1日そして冬は10月1日と言う具合です。年四回の衣替えがあれば、服の種類は増えますが、春や秋には合物(あいもの)を着て進む季節に少しずつ体を慣らしてゆくことができます。暑くもなく寒くもないという中間があるというのは移行を適度にできるメリットがあります。しかし、最近は春と秋がほとんどなくなりました。実際、昨日はまだ夏のジャケットを着ていましたが、今日は冬のスーツです。あい物の出番がすっかりなくなりました。
 生徒たちの衣替えにもかなり余裕を見るようにしました。基本6月から9月は夏服、11月から4月は冬服ですが、5月と10月を移行期間としました。ブラウスには長袖と半袖があります。夏場はポロシャツも入れました。ブレザー以外にはカーディガンとベストがあります。靴下もハイソックス、短いソックスがあり、冬場はタイツもOKです。以前に比べるとかなりバリエーションが増えているので、組み合わせも様々です。
 制服が高校選びの重要なアイテムになっており、本校でも制服が気に入ったから来たという生徒が結構います。気に入った制服はTPOに合わせてセンス良く着てくれたらいいなと思います。

新着記事
2025.10.22
衣替え
2025.10.17
多様化と多党化の時代
2025.10.15
首相の戦後80年所感
2025.10.14
関西NBCフェス2025 in EXPOにて
2025.10.09
嬉しい出来事