好文木(校長ブログ)
2025.07.04
3年生、卒業アルバム写真撮影

 今日は期末考査の最終日でした。終了後3年生は卒業アルバムに載せる写真撮影でした。4つのクラスのそれぞれ5~6人ずつの生徒から校長室で撮影したいとの申し出を受けており、順番に写真屋さんに撮影をしていただきました。今年の生徒たちは戦隊モノなど思い思いのポーズで撮りたいとなかなか難しい注文でしたがそれに応じました。普段、部活の顧問の前で神妙な顔をしている生徒も、朝はあまり元気なく登校してくる生徒も、みんなはっちゃけていました。このような姿を見るのはとても嬉しいものです。アルバムが楽しみです。
 私は生徒と話すのが好きで、廊下やレストラン、部活中など機会をとらえて話に行きます。時には各部活におやつを差し入れたりします。また生徒たちも相談に校長室を訪れます。1時間、2時間と話を聞くこともしばしばです。放課後などは校内で会うと「校長先生、写真一緒に取ってください」と声がかかることもあります。こんな話を先日、他校の校長先生に話しましたら驚かれました。「ぼくは最近ずうっと校長室に籠ってるな。ちょっと出なあかんかな」と。昔は校長先生と言えばめったに話をする機会はなく遠い存在であったかもしれません。私が来るまでの本校はまさにそうでした。また校長室もめったに行くような場所ではありませんでした。良からぬことをしてお叱りを受けるか逆に良いことで表彰されるか。本校では気軽に生徒が訪ねられる部屋にしています。校長室に来る生徒のタイプは随分と変わってきましたが、オープンな校長室は19年前に校長に就任して以来変わっていません。
 本校の教員は実によく生徒に寄り添って教育活動に専心してくれています。しかし、校長は教員とは違った観点、角度から生徒の話を聞いたり、アドバイスをしたりすることができます。そして校長もまた自分たちに寄り添ってくれていると思えることは生徒の学校生活における大きな安心材料となるものだと思っています。

新着記事
2025.07.04
3年生、卒業アルバム写真撮影
2025.07.02
期末考査後の授業について
2025.07.01
3年生とのランチタイム
2025.06.26
校則の変遷とこれから(2007年~2025年)
2025.06.26
教育は商売なり?