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好文木(校長ブログ)
2022.09.21
台風一過

 「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、台風一過、秋らしい涼しい朝となってきました。今年の酷暑ではスーツにネクタイを締めて徒歩で駅まで20分はさすがに厳しくなったので、ノーネクタイにブレザーと言うスタイルが続いていました。昨日から久しぶりにスーツにネクタイで出勤しています。やはりネクタイを締めると身が引き締まります。しかし、そのぶん首も締まり肩が凝るのが難点です。
 千船駅から学校までよく一緒になる剣道部の1年生がいます。昨日も会ったので、「今日は涼しいね」というと、「毎日こんな気候だといいですね。昨日は台風で部活が休みのため久しぶりに家でゆっくりでき、リフレッシュ出来ました」と喜んでいました。好きでやっているとは言うものの、休日も部活では疲れるだろうなと思います。彼女にとっては有難いお休みだったようです。「校長先生はどうしていたのですか」と訊かれたので「日曜日は朝からテニスに行って、昼から塾主催の入試相談会に行き、昨日はずっと本を読んでいたよ」と話しました。すると、「お母さんが校長先生のブログを見つけて熱心に読んでいました。校長先生は沢山本を読んでおられると言っていました」と教えてくれました。
 今回の読書は原田マハによる長編小説『たゆたえども沈まず』。画家ゴッホとその弟テオの兄弟愛とそれゆえの悲劇を、パリにて浮世絵を販売する画商の林忠正と加納重吉との交流を絡めて描いたフィクションです。少し重いテーマでしたが、近づく台風を前に曇天下に書斎で読むには適した本だったと思いました。今まで、シャガールやユトリロ、レオナルド藤田など好きな画家に関する本を読みましたが、読むほどに作品への理解が深まります。
 学校に着いて、玄関で挨拶をしていると、いつも少ししゃべっていく2年生が、「今日はスーツですね。何かあるのですか?」と訊いてきました。「いや、涼しくなったからスーツを着て来たんだよ」と答えました。彼女にもこの夏のノーネクタイ姿が馴染んでいたようで、スーツにネクタイは何か改まった感じがして説明会などがあるのかと思ったようです。
 今朝はさらに涼しく少し肌寒い感じでした。出がけに拙宅の山桜を見ると、既に紅葉が始まっていました。秋の夕べはつるべ落とし、このところ日没も早くなりました。スポーツの秋でもあり、読書の秋でもあります。そして、学校は文化祭、芸術鑑賞、修学旅行、その合間を縫ってオープンスクールが続く忙しい季節に入ります。

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