好文木(校長ブログ)
2020.03.19
それぞれの成果を人生に活かす

 今日も快晴です。全校生徒一同に会した終業式は取りやめ、学年クラスごとの時差登校が実施されており、マスク姿の生徒たちが三々五々登校しています。玄関や各フロアに手指消毒用のアルコールを置いています。
 卒業生の進路がほぼ確定しましたので、主な進学先を知らせるポスターを玄関に掲示しました。昨年度は、大阪私学美術展において3冠V3を達成し、大阪私立高等学校総合体育大会女子の部において総合第1位を獲得するなど、芸術、スポーツで本校生徒の活躍が際立ちました。そして、今回、大学入試においても、本校創立以来初となる大阪大学(薬学部)への現役合格を見るに至りました。毎日コツコツ練習あるいは勉強し、諦めずに高みを目指して努力した結果、成果を収めた生徒のみなさんには改めて祝意を表したいと思います。
 「好きこそものの上手なれ」といいますが、勉強は好きでなくともやらねばなりません。自分の興味のある仕事に就くためには、この大学のこの学部で勉強したいとなり、大学入試合格を目指して受験勉強に励まねばなりません。全ての教科が好きで、苦手教科はないという人は稀でしょう。苦手教科も克服し合格を手にした努力は称賛に値します。
 芸術、スポーツ、勉強を問わず、これらの成果は高校3年間の集大成ではありますが、人生のゴールではありません。収めた成果をこれからの人生にどう活かしてゆくかが大事です。成果を自信とし、成果から学び取ったものを糧として、自分サイズの未来を切り拓いていってほしいと願うところです。

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