好文木(校長ブログ)
2026.03.03
卒業式を終えて

 先週金曜日、第77回卒業証書授与式を挙行しました。お天気も良く、厳粛な雰囲気での式が終わり、クラスでの最後のホームルームを終えた生徒と保護者が天然芝のグラウンドに出て写真撮影が始まりました。3年前ほどからでしょうか、大きなバルーンを持ち込み、一緒に写真に納まるのが流行しています。最初は卒業生の友人が持ってきていましたが、今は保護者が持ってこられるようになりました。最初、教員は「え、なに?」という感じでしたが、式は整然とやっているので、そのあとは多少はじけても大目に見ていいのじゃないかと思っています。
 昨日から学年末試験が始まっています。放課後も残って勉強をしている生徒がたくさんいますが、気軽に挨拶や声かけをしてくる3年生が卒業してしまうとやはり寂しいです。2年生、1年生はまだ遠慮がちです。
 卒業式の式辞でも少し触れましたが、国際情勢が益々混沌としてきました。卒業式の翌日、イスラエルとアメリカによるイラン攻撃が始まり、イランの反撃により中東各国にも被害が出ています。ホルムズ海峡閉鎖による原油価格高騰の恐れも出てきました。以前に好文木で書いたと思いますが、私は伊藤忠商事時代、相談役の瀬島龍三氏の講演を聴くことがありました。太平洋戦争時、参謀本部で作戦課に所属していた経歴をお持ちで、「日本は資源がない国なので、世界が平和でなければ存続しえない」という趣旨の話をしておられたことを改めて思い出します。
 ロシアによるウクライナ侵攻に続くアメリカのベネズエラ急襲と今回のイラン攻撃は、第二次大戦後の国連中心の国際協調主義の終焉と大国の力による現状変更の時代に逆戻りしたことを如実に物語っています。日本の立ち位置が益々難しくなってきたと思います。

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それを言っちゃおしまいよ