好文木(校長ブログ)
2020.09.16
本格化する入試説明会

 朝夕随分と涼しくなり、酷暑の夏もようやく終わろうとしています。今朝、校門で空を見上げると、青空に秋の雲がたなびいていました。
 現在、5人の卒業生が教育実習に来ています。国語が2名で社会、美術、保健体育がそれぞれ1名です。研究授業を参観していますが、生徒とのコミュニケーションを上手く取りながらなかなか良い授業をしています。実習生のレベルが年々上がっており大変うれしく思います。
 先週から、来年度入試に向けての説明会が本格化しました。先ず、A3(エーキューブ)一階のアリーナ1にて十分なコロナ対策をして、中学校と塾向けの入試説明会を開催しました。「シンプルで機能的な快適空間」というA3のコンセプトに賛同の声を多数頂きました。また、塾の先生方からは「好文学園の将来像が良く分かった説明会だった」との感想も聞かせていただくことが出来ました。
 週末は大阪私立学校展がグランキューブ大阪にて開催されました。例年は天満橋のOMMで開催され、2日間で2万数千人が訪れ、狭い通路は人でごった返し芋洗い状態です。今年はコロナ対策として来場人数を1万2千人に半減させ、事前予約制で行われました。グランキューブは通路が広くとれ各校の教員数も制限されていたので、来場者にとっては見やすかったと思います。しかし、例年に比べると相談件数が半減したのは大変残念でした。その中でも、本校卒業生がお嬢さんを伴っての相談が数件あり、嬉しく思いました。
 昨日午後から、塾説にはお越しにならなかった先生が本校にお越し下さりました。
校長室で、この一年の成果と今後の方針についてお話をさせていただき、その後、校内を見学していただきました。廊下を歩きながら、クラスの授業風景をご覧になりました。その後、校長室にお戻りいただき感想を伺いました。本校の足らないところについても正直にお話ししましたが、辛口で厳しい先生から、合格点を頂けました。また、お預かりしている生徒の状況や進路についてもご報告し、おおむねご満足していただけたものと思います。
 各校の内情に詳しい先生から、「教員の慢心が学校をダメにする例が多いです」との忠告を頂きました。本校はまだ慢心するほどまでの成果は出せていませんが、この10年で学校が大きく改善したことによる安心感が生じているのは事実です。先生の忠告を受けて、気を抜くことなくさらなる改善に尽力したいと思います。

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