今週から再び梅雨前線が南下し梅雨空が戻ってきましたが、先週一週間は梅雨前線が消滅し、真夏日が続きました。そんな中の金曜日、第4回目のコースデイが実施されました。各コースごとに1年生から3年生が纏まって独自の取り組みを行います。今まで、デザイン美術コース、マンガアニメーションコース、進学フロンティアコースに参加したので、今回はメディアクリエイターコースに同行しました。
　最初に梅田スカイビル内のテアトル梅田で映画『ニュー・シネマ・パラダイス』を鑑賞しました。1989年制作のイタリア・フランス合作で、シチリアの小さな村を舞台にした写真技師と少年の切なくも心温まる物語りでした。映画館で映画を見るのは久しぶりでした。映画終了後、バックヤードを見せて頂き、デジタル上映システムにつきお話を伺いました。
　その後、グラングリーンに移動し昼食の後、PLAT UMEKITAを見学し、中之島公園までのフォトテーリングに出かけました。写真を用いたオリエンテーリングで、地図と写真を見ながらその場所を探し同様の写真を撮るとともに写真に関する質問に答えてゴールを目指します。梅田のグラングリーンをスタートしてゴールの中之島公園まで、写真スポットは20か所。西梅田、北新地を通り、渡辺橋から大江橋に至り、大阪市役所を通り中央公会堂に至るルートは生徒たちにはそう馴染のあるコースではありません。私は3年生二人に同行しました。14時25分にスタートしゴールの制限時間が15時40分なので、手際よく写真の場所にたどり着かねば間に合いません。炎天下ではありましたが日傘をさしながら汗だくになりながらゴールを目指しました。ぎりぎりゴールし木陰のベンチに落ち着くと、心地よい風が吹いてきて一息、私にとってはなかなか良い運動になりました。そして生徒たちにとっては改めて大阪市の中心部の建物、構造物を再認識できる良い機会になったと思います。