8月30日から9月2日まで1年生の一泊研修に同行してきました。宿泊場所のアクティプラザ琵琶での蜜を避けるため、当初2班編成であったものを急遽3班編成にしたため、私ともう一人の若手教員は3泊4日となりました。少し学校を留守にしていたので、戻ってくると、何人かの生徒が「校長先生、久しぶり」と声を掛けてくれました。
外来魚の解剖と化石のレプリカ造りの体験を含む琵琶湖博物館見学と翌日午前中の琵琶湖でのサップ体験がメインでした。琵琶湖博物館は水族館もあり予想以上に充実しており、琵琶湖の生態を十分学ぶことが出来ました。サップはStand up Paddleboardの略でボードの上に立ってパドルを漕いで進んでゆくウォータースポーツです。B班はあいにくの雨となりましたが、好天に恵まれたA班、C班同様、生徒たちは一人乗りのサップと8人から10人乗るメガサップ、そしてカヌーの3種類を交互に楽しむことが出来ました。
宿泊施設でのホームルームはクラスの懇親を図る目的で行われました。マスク生活は同じクラスの生徒間でもまだ名前と顔が一致しない状況をもたらしています。この機会にその解消が少し進んだものと思います。
アクティプラザ琵琶には私が校長に就任した直後の一泊研修でお世話になって以来15年ぶりの訪問でした。当時はまだまだヤンチャな生徒もおり、職員控室ではメイク落としの指導でてんやわんやでしたが、今はそのようなことは全くありません。本校は生徒指導を徹底し、基礎基本を理解している生徒が入学するようになっています。これからは生徒の自律をさらに促す一段高いレベルの取り組みに大きく舵を切ろうと思います。
同行した若手教員は新卒2年目です。A班が帰りB班が到着するまで、そしてまたB班が帰ってC班が到着するまで各々3時間ほど間が空いたので、この15年間の学校改革の軌跡についてレクチャーする機会が出来ました。そしてまた各班を引率してくる教員の動きについても比較することが出来、勉強になったようでした。