好文木(校長ブログ)
2026.01.29
3年生、あと一日

 一昨日の帰り、千船駅のプラットフォームに上がると、本校生徒が電車を待っていました。「こんばんは」と声をかけると3年生のハンド部の生徒でした。梅田まで同じ電車で行きながら少し話をしました。「あと2日で学校が終わります。寂しいです。この学校に来て本当に良かったと思っています。友達も先生もみんなよくて」と言ってくれたので、「そういってくれると嬉しいよ」と答えました。彼女はハンド部で頑張ってきました。大学に行って教職を目指すそうです。妹も昨年入学してきました。梅田で降りて別れた時、とても満たされた気持ちになりました。
 部活動をやっているやっていないにかかわらず、彼女同様の思いを語ってくれる生徒は何人もいます。一方で不満をSNSに上げる生徒もいるのも事実です。全生徒が学校に満足していて不満が一つもないなどと言うことはあり得ません。しかし、あえてSNSに不満をぶつけるというのは、本人としては腹に据えかねる気持ちがあったからだと思います。
 当然、教員の指導や注意にはそれなりの理由があるのですが、高圧的、威圧的だと感じたり、自分の思いを分かろうとしてくれないと感じたりした時、怒りがむくむくと頭をもたげ、SNSに書くという行動に走らせるのだと思います。また、人というものは自分が間違っていてもストレートに指摘されると反発したくなるものです。要は「物は言いよう」です。私は生徒や保護者の不満を聴き相談に乗ってきましたので、その点良く理解できます。
 SNSでの書き込みは、中学生や保護者も見ておられます。よもやすべてを鵜呑みにされることはないとは思いますが、「火のないところに煙は立たない」と思われても無理からぬことです。自分の学校についての不満を見るのは気が滅入ります。私のみなならず学校に愛着を持っている生徒や保護者も同様だと思います。先日も保護者会の役員の方とお話ししたときにこの話題が出ました。生徒のみならず教員にも小説等を読んで人の気持ちをより深く理解できるように努め、さらに「傾聴と共感」を深め生徒との信頼関係の強化に尽力してほしいと要望しております。先日も今年の4月から入学してくるα世代への対応につき話をしたところです。生徒対応のセンスに磨きをかけねばなりません。
 今日で3年生の登校が終了します。レストランで食券を買うのに並んでいたら、3年の生徒から「2月2日にコースの用事で学校に来るので昼ご飯一緒に食べてくれますか」と依頼がありました。当然OKしました。3年生が登校しなくなると、朝玄関に立つ私にとっても暫く寂しい日々となりそうです。

新着記事
2026.01.30
1月は行く
2026.01.29
3年生、あと一日
2026.01.23
厳冬の衆院選に思う
2026.01.22
AI、インターネット、そして偶然
2026.01.14
話の時間さらに短く