今年も押し詰まり年末恒例のイベントが実施されました。
　16日、午前中の入試説明会の後、自衛隊の音楽隊と近隣中学校吹奏楽部をお招きして第３回音結びコンサートが開催されました。自衛隊からは大阪地方協力本部中央地区の岩崎隊長はじめ関係者が、西淀川区からは中島区長はじめ地域の方々が多数お越し
くださいました。今回から歌島中学校の吹奏楽部も参加され、地域の４中学校が揃いました。やはり圧巻は自衛隊音楽隊の演奏で迫力が違いました。今年も最後に本校吹奏楽部と自衛隊との合同演奏が行われ、生徒たちは緊張の面持ちで演奏に臨んでいましたが、演奏が終了後はみんな笑顔で満足そうでした。
　19日には冬の地歴探索塾を実施しました。生徒9名と私を含めた教員3名の12名で、京都御所から平安神宮、南禅寺を回りました。嵐山近辺に比べると人も多くなく、冬の京都を堪能することが出来ました。
　御所の敷地は広いですが建物自体は木造建築で質素です。ベルサイユ宮殿やクレムリンなど欧米の絢爛豪華さに比べるとかなり地味です。信長の安土城、秀吉の大阪城でも然り
だと思います。日本の木と紙の文化と西洋の石の文化の違いからくるものだけではなく、権力者の統治思想の違いがあるように思います。富を独り占めにするのではなく、民の生活にも目を向ける穏やかさを感じます。だから日本では革命は起きなかったのだろうと思います。そんなことを考えながら一日で25,000歩の探索を終えました。