新年明けましておめでとうございます。みなさん長期のお休みで十分英気を養われたことと思います。
平穏無事な年末年始かと思っておりましたが、新年早々にアメリカがベネズエラを奇襲攻撃しマドゥロ大統領夫妻を拘束しアメリカに移送するという事件が起こりました。またまたトランプ大統領が世界を騒がせています。この休み中に読んだ『感情の地政学』(ドミニク・モイジ著)は2008年に執筆され2025年の未来を二通り予測していました。現実はその楽観的な予測ではなく悲観的な予測に限りなく近づいており、改めて斎藤隆夫の「反軍演説」を想起させられます。世界は道理や正義ではなく弱肉強食で、きれいごとでは済まないという現実を見せられ暗澹たる気持ちになります。
今年の日経新聞は元日からアルファ世代を特集しています。アルファ世代とはZ世代につづく2010年から2024年に生まれた16歳以下の世代です。世界で20億人を数えます。50年後、世界人口は100億人に達しピークアウトし減少に転じる予測です。アルファ世代の2050年の消費額は40兆ドル弱で社会に対する影響が大きくなります。アルファ世代の特徴は、AIネイティブで一人ひとりが個性を活かせる自由な社会を求めると考えられています。
4月からこのアルファ世代1期生が入学してきます。本校のスローガン「個性創造」、そして「自由闊達にして愉快なる学園の建設」はまさに時代に適合したものといえます。名実ともにスローガンに見合った学園を築きたいと思います。そのためには我々は変化に対応し、更に主体性を発揮しセンスを磨き、そして、卒業生にとって「心のふるさと」となる学園としての存続を図らねばなりません。本校にはX世代、Y世代、Z世代の教職員が共に働いています。アルファ世代同様に各世代の特性や考え方に違いはあるでしょうが、力を合わせて同じ方向に向って歩みを進めてまいりましょう。
今年一年がより良き年でありますことを祈念いたします。







