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好文木(校長ブログ)
2022.06.09
脱マスクは?

 2012年6月13日の「好文木」で、風邪や花粉症でもないにもかかわらず常にマスクをする若者の「だてマスク」カルチャーを取り上げて、他者とのコミュニケーションに支障をきたす懸念を述べました。
 あれから10年、世の中は様変わりしました。コロナ禍によるマスク生活が2年以上になり、マスクは付けるのが当たり前になりました。ここにきて、ようやく感染者の減少と重症化リスクの低減により、「マスクを外す」議論が始まりました。夏に向かい熱中症のリスク回避のためにも、学校の体育の授業でのマスク不要が打ち出されました。しかし、中学校を訪問していますと、まだ、マスクをして体育をしています。校長先生のお話によると、外すように言っても外さないそうです。本校でも、「おしゃべりを控えてマスクを外してもいい」と指導していますが、外す生徒もいれば外さない生徒もいます。
 「だてマスク」に象徴されるように、日本人はもともと欧米人に比べると、マスクに対する抵抗感が弱いように思われます。また、リスクをとることには慎重でかつ同調圧力が強い傾向があります。政府もマスクを「外せ」とまではいえませんから、日本ではこの先もマスクを着けたままの人が多数を占める状況が続くのではないかと思います。
 今の在校生は1年から3年までマスクをして入学してきましたので、ほとんど素顔を見ていません。「目は口ほどにものを言い」と言いますが、口元を隠しているのとそうでないのとでは顔がまったく違い、印象も異なります。そして、マスクをしていると、顔の表情を読むことが出来ず、小さいこどものコミュニケーション能力に支障をきたすと言われます。それでなくとも、SNSの普及から若者のコミュニケーション能力の低下が叫ばれているだけに、懸念が深まります。

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