好文木(校長ブログ)
2022.02.02
ありがたい応援

 1月25日、日本テレビの「news every」にて、本校美術部の黒板アートが全国放映されました。昨年11月23日讀賣テレビ「かんさい情報ネットten」にて放送されたもののコンパクト版でした。これをご覧になった茨城県水戸市にお住まいの方から感動した旨のお電話を頂戴しました。そして今日、応援メッセージを込めた丁重なお手紙とご自分がお描きになった絵画が届きました。
 趣味でお描きになっているという絵は素晴らしく、奥入瀬の新緑の森の風景からは渓流のせせらぎの水音が聞こえ、福島三春の滝桜の姿には幽玄の世界に引き込まれるような感覚になります。私、美術部顧問、部長、副部長そしてその他の部員にとそれぞれ細かく分けて作品を用意して下さっており、温かくも細やかなお心遣いが伝わってまいりました。
 美術部の生徒たちが驚き喜んだことは言うまでもありません。彼女たちの今後の活動に大いに励みとなることと思います。お電話で御礼を申し上げるとともに、お礼状をしたため送らせていただきました。
 水戸には、九代水戸藩主、徳川斉昭が造った偕楽園があり、偕楽園には好文亭があります。本校にも好文亭と命名されたお茶室があり、また校章は梅をかたどったものです。
 晋の武帝の「文を好めば即ち梅開き、学を廃すれば即ち梅閉ずる」から、梅を好文木と呼ぶようになったと言われています。私が2007年に校長に就任し校名を変更するにあたり、これらを考慮して好文学園女子高等学校と致しました。水戸在住の方からこのようなご厚意を頂いたことにご縁を感じます。
 寒空の下、校庭のいこいの池のほとりの梅が開き始めています。まもなく立春です。
 

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