好文木(校長ブログ)
2026.02.26
明日は卒業式

 明日の卒業式を前に、今日は送別会が行われました。在校生が3年生を送る会で、軽音楽部、少林寺拳法部や吹奏楽部が得意の演奏や演武で祝いました。3年間を振り返るビデオ上映では、思い出が走馬灯のように巡った生徒も多かったのではないでしょうか。そして、毎年のことですが、なんだかんだと文句を言っていた生徒もちょっとしんみりしてきているなと思いました。「過ぎてしまえばみな美しい」とはよく言ったもんだなと思います。楽しいことばかりではなかったはず。嫌なこと、苦しんだこと、腹が立ったこともあったでしょうが、3年間を全うしたことは良い経験になったと思います。
 実社会はそんなに理想的なものではありません。実社会で生き抜ける基礎力を付け、耐性を身につけるのが高校3年間だと思います。教師は「傾聴と共感」をもって生徒に接することが大事なのは言うまでもありません。しかし、何時もすべて上手くいくとは限りません。そこで、不条理を感じる場合もあると思います。しかし、18歳で成人となる高校生としてはそういった現実を理解することも必要です。
 私はこの19年間、何人もの生徒の相談に乗ってきました。友人トラブル、教師に対する不満、家庭での問題など多種多様です。私も聖人君子とは程遠い凡人ですから、私の一振りで、ちちんぷいぷいと問題が解決などと言うことはありません。悩みや文句をしっかりと聴くうちに、みな自分自身で落としどころを見出してくれます。その結果出る言葉が、「まあ、色々あったけど、好文学園の3年間には満足してるわ。良かったと思う」というものです。私はこれで良いと思っています。

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