好文木(校長ブログ)
2020.06.17
テニスコート完成

 昨日、梅雨の晴れ間の放課後、新装なったサブグラウンド(テニスコート)のオープニング・セレモニーを、工事を施工していただいた阪神園芸株式会社の担当者の方々に臨席を頂き、開催しました。
 旧第一体育館と旧北館を解体し、3層のアリーナとメディア芸術専用棟を兼ね備えたA3が昨年9月末に完成しました。その後すぐに、旧第二体育館を解体し、テニスコート、部室、駐車場の整備事業を始めました。昨年秋口から7カ月以上コートが使用できなくなり、ソフトテニス部には不便を掛けました。最初に、私から挨拶をし、引き続き、阪神園芸の内田様から激励の言葉をいただきました。
ソフトテニス部のキャプテンは、待ちに待った新コートの完成に、緊張の中にも嬉しさ一杯で、お礼の言葉と今後の覚悟を述べてくれました。
 私は40歳過ぎから硬式テニスを始め、健康維持のために、毎週1回、日曜日のスクール通いを今も続けています。そこで、キャプテンによる始球式の後、私も参加してダブルスのゲームを1セット行いました。
 軟式は硬式に比べると、ボールが軽く、ラケット面も小さく、その分振り切らないとボールが飛びません。また、風の影響も受けやすく、最初は慣れないと戸惑います。キャプテンがペアを組んでくれたのですが、残念ながら0-2で敗れました。その後、少しラリーの練習にも入りましたが、日頃、空調の効いた室内でのプレーに馴染んでいるので、短時間とはいえ、炎天下のラリーは厳しいものがありました。3分も続けると、ウルトラマン状態で、胸のランプが点滅します。
 私は下手の横好きで長年テニスをやっていますが、80,90歳になっても華麗にテニスを楽しんでいる人もいます。パワフルテニスとは全く趣は違いますが、ボレーが実に上手です。熟練の技と言いましょうか、無駄な動きがなく、ボールの動きをよく見て早めのポジショニングをとるので、コンパクトながらもきれいなスイングができ、ラリーやボレーが続きます。この域に達したいものだと思います。
 これは仕事にも通じるところです。先を見て早めに準備し余裕をもって行動することが成功につながります。わかってはいるものの、なかなか実行できず、後手に回ってしまいます。どちらもまだまだ修行が足りないなと自省の念に駆られます。
 体を動かすとやはり気持ちが良いものです。顧問が気を利かせて私専用のラケットを用意してくれています。63歳になりましたので、40歳代の時のようには参りませんが、「日残りて昏るるに未だ遠し」、週に一回ぐらいはソフトテニス部の練習にも、生徒の邪魔にならない範囲で参加させてもらい、英気を養おうと思います。

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