好文木(校長ブログ)
2026.04.08
令和8年度1学期始業式学校長講話

 新1年生247名を迎え、令和8年度がスタートしました。2年生は中堅学年として勉強に部活動に学校行事に磨きをかけてください。3年生は早め早めに卒業後の進路の準備を始めましょう。そして、新1年生は先ずは好文学園での学校生活に慣れましょう。
 新年度のスタートに当たり、2年生、3年生にはおさらいになりますが、学校目標を明確にしておきたいと思います。スローガンは「個性創造」です。これは個性尊重とは異なります。個性尊重は既にある個性を尊重するということですが、「個性創造」はこれから基礎基本をしっかりと身につけて、独創的な考え方や表現を創造しようということです。
 そして「自由闊達にして愉快なる学園の建設」を目指しています。戦後まもない1946年東京通信工業という小さな会社が産声を上げました。その会社の設立趣意書に「自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」と謳われていました。その後この会社はトランジスタラジオやウォークマンなどヒット商品を世に出しました。世界のソニーです。
 私はこの会社にあやかり、生徒と教員の創意工夫により自由闊達で愉快な学園にしたいと思っています。そのためには教員も生徒も共に主体性とセンスが欠かせません。自分の頭でしっかりと考え、ことの良し悪しを判断して最適化を図ることが大事なのです。
 主体性とセンスを磨くためには、考えながら本を読み、そこで得た知識を勉強や部活動など日常生活で実践してみることです。そうすれば知識を知恵に変えることができます。その中で、人間関係を上手に結ぶコツも会得できます。また、失敗や挫折を経験することで、そこから学び次に生かす力、挫折力が養われます。
 2009年末にダイヤモンド社から発売された『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』という小説がミリオンセラーとなりました。これは公立高校の弱小野球部の女子マネージャーがマネージャーの仕事を学ぶ本を探して書店に立ち寄ったところピーター・ドラッカーの著書『マネジメント』に出会います。読み進むうちに甲子園を目指そうと決心するという内容の小説で「もしドラ」と呼ばれ、その後、アニメや映画にもなりました。当時、好文生の中にも読んでいた生徒がいました。ドラッカーは「まちがいや失敗をしない者を信用してはならない」と言っています。それは見せかけか、無難なことか、下らないことにしか手を付けないからです。
 みなさんもそれぞれ少し高い目標を掲げてチャレンジしてください。一歩登れば、また違った景色が見えてきます。みなさんにとってこの1年が楽しく有意義でありますことを祈ります。

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