好文木(校長ブログ)
2026.04.07
怒られ慣れていない若者たち

 今朝のニュースで、入社1日目それも出社4時間後に新入社員から退職代行に依頼が入ったと報じていました。研修前に勉強をしてこなかったことを叱責されたのが理由とのこと。叱責の仕方がどのようなものだったかまではわかりませんが、驚きました。
 最近の若者は怒られたことがないので打たれ弱いと言われます。先日、今年の卒業生が戻ってきて「私たちは怒られたことがないので、怒られてみたいです」と言っていました。この子らはそもそも怒られるようなことはなかったので当然のことなのですが、社会人になると怒られる局面もあるかと思います。
 私はよく怒られました。特に就職してからは厳しく指導されました。ビクッとしたことも何度もありました。しかし、自分が悪かったとわかっていたので叱責を納得して受け入れていました。そしてその叱責はその後の人生に大きなプラスとなりました。
 昨今はハラスメントを気にして怒れなくなったこともあるのでしょうが、何が悪いのかがわからない若者も増えているのではないでしょうか。だから「自分は悪くない、怒る相手が悪い」ということになるのでしょう。あるいは自分に自信があって相手が間違っていると考える場合もあるのでしょう。いずれにせよ「無知の知」ということを知らないのです。
 人格を否定するパワハラ、セクハラは許されませんが、優しく諭してわかってくれるとは限りません。合理的な厳しさというものは人が育つうえでは必要ではないかと思います。

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