新入生のみなさん、入学おめでとう。保護者の皆様にも心からお祝いを申し上げます。みなさんは今日からの好文学園での新生活に期待と不安で胸いっぱいのことと思います。2月24日(月)の朝、学校に参りますと、校長ポストに小さな赤い封筒が入っていました。開けてみますと、入学試験に合格できた喜びと好文での3年間を楽しみにしている気持ちが綴られていました。21日(土)の学用品販売日に来たときにポストに入れてくれたのだと思いました。私はとても嬉しく思うとともに、新入生の期待に応えるようさらに尽力をしたいと思っています。
さて、みなさんは高校3年生になると18歳成人となります。選挙権も与えられますし、保護者の同意なく自分の判断で出来ることが多くなります。ということは、自分で判断できるだけの知識や教養を身につけておかねばならないことになります。高校3年間は大人になるための準備期間だと考えてください。
3年間では、学力・コミュニケーション能力・挫折力の3つの力をつけてください。学力は進路の幅を広げ選択の自由度を増すことに繋がります。コミュニケーション能力は他者との人間関係性を上手く取り結ぶことに繋がります。人の気持ちを理解し、人の考え方にも理解を示すこと、即ちお互いを尊重することが人間社会を生きる上で最も大切なことです。これがなければ、個人間ではいじめが起きますし、国際間では戦争になります。勉強でも部活動でも失敗や挫折はつきものです。失敗や挫折がなければ成功もありません。失敗や挫折にめげることなくそこから学び立ち上がる力をつけてください。レジリエンス(回復力)と言われていますが、わたしはこれを挫折力と呼んでいます。
これらの能力を身につけるために最も有効なことは、考えながら本を読むこと、即ち読書です。今はネットで検索すれば簡単に知ることができますが、それは単なる情報に過ぎません。断片的な情報を集めてみても知識にはなりえません。不確実性の高い世の中では一つの正解を求めるのではなく、多種多様な意見や考えに触れ、しっかりと自分の頭で考えることが必要となります。
そのためには本を読むことが大切です。考えながら本を読めば、論理的思考力や想像力、共感力が育ちます。読書はみなさんの長い人生に沢山の養分を供給してくれるよき伴侶です。是非読書に勤しんで下さい。
校長室は常にオープンですからいつでも訪ねてきてください。みなさんとともに3年間を楽しく有意義に過ごせることを楽しみにしています。







