「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、異例の酷暑もどうやら終わりに近づき、先週末から朝夕の気温はぐっと下がり、風には秋を感じるようになりました。何より夜クーラーをつけずに眠れるのが実に有難いです。
最近、セミナーハウスを利用してのクラスごとの同窓会開催が定着してきました。本校には白梅会という名の同窓会組織があり、年1回総会と懇親会を行ってきました。卒業したての人たちが最初は来てくれるものの、年代の違いで話題についてゆけず、次回からは来なくなるということを繰り返してきました。また、中心的役割を担ってくださっていた方々がご高齢となり、次を引き受けてくださる人を見つけるのも容易ではなくなりつつあります。
新しい同窓会の形を模索する中で出てきたのがセミナーハウスでのクラス同窓会でした。クラスメイトと担任が中心に和気藹々と実施しています。
先週末、私も自分の出身高校のミニ同窓会に参加しました。私を入れて6名でした。10日ほど前に突然、お誘いメールが来たのです。紅顔の美少年たちも今や70歳近いオジサンとなり、昔の姿留めずなかなかの貫禄でしたが、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。誘ってくれた幹事さんには感謝しています。おまけに彼が私の「好文木」の愛読者でもあることがわかり大変うれしく思いました。
私の高校は中高一貫の男子校で、毎年8月の最後の土曜日に高校の名前を冠した宴会場がある甲子園のホテルで盛大に同窓会が開催されています。様々な分野で活躍している卒業生の講演があり、その後に懇親会となります。今まで2回ほど出席いたしましたが、同期がいればよいのですがあまりいないとなかなか他の世代の人と話すことがなく、話題に事欠き手持無沙汰になってしまいます。数年前には同期だけでの同窓会が開催され出席しました。久しぶりに会った同期と名刺交換し近況を話すことが出来ました。さらに今回のようなミニ同窓会では、より濃密な時間を過ごすことが出来ました。来年は「私たちの代のホームカミングディを兼ねた同窓会になるので出席してよ」と幹事さんから頼まれました。久しぶりに行ってみようかと思います。来年の8月末も猛暑なのかな。